看護師 ダブルワーク

老健では急変やステルペンなどはありますか?

老健というのは、在宅復帰ができるように支援する施設です。
慢性期にある方が対象となっていますが、高齢者の為、皆さん何かしらの基礎疾患を持っています。
その為、いつ急変が起きてもおかしくない状態です。
最近は、急変で病院に搬送しようとしても、受け入れ拒否が多くなった事もあり、施設でのステルペンが増えています。

 

施設では、医療設備が限られていますから、急変の際に施設で対応できない場合もあります。
その為、病院に連絡を取るのですが、例えば誤嚥性肺炎の場合、入院の対象にはならないという事で、施設に返される事もあります。

 

瀕死の状態でもそのような対応をされる時がありますから、とても辛い気持ちになります。

 

施設でのステルペンに対して、当初は議論を交わした事もあるのですが、病院で受け入れてもらう事ができない以上、施設で対応するしかありません。
最期の看取りをせざるを得ません。
そのような場合には、ご家族の意思がとても重要になります。
その為、トラブルを防ぐ為にも、ご家族と必ず話し合うようにしています。
ご家族によっては、延命を希望されている方もいますし、施設内での看取りを希望している方もいます。
皆さんの希望に合わせた対応をする為に、ドクターや看護師、それにケアマネも加わって、ご家族の意向を確認しています。

 

今後、高齢化が進むと共に、たとえ老健でも、ステルペンが更に増えてくる事が予想されます。
高齢者の急変などを受け入れてくれない病院が多くなった為、いつ急変やステルペンが起こってもおかしくない、という状況を理解しておく必要があります。
今後は、多くの介護施設が特養化していく事になるのではないでしょうか?
看護の方法も変わっていくかもしれません。